オムロン発祥の地の石碑
京都府京都市右京区花園土堂町 土堂公園近くに
「オムロン発祥の地」という石碑があります。
JR花園駅から仁和寺へ歩いて向かわれたことある方は
見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
オムロンという名前は、聞いたことがあるという方も多いと思います。
身近なところでは、体温計や歩数計、電歯ブラシなど日常生活に
欠かせない医療機器などを製造している会社です。
そのオムロンという社名は、この地・御室からつけられたそうです。
オムロからオムロン・OMURONというネーミング、
とてもかわいい印象がありますね。
そして、その御室に発祥の石碑がすっと現在もあるというのは、
会社にとっても地元の方にとっても、誇らしいことではないでしょうか。
オムロン発祥の地という石碑の詳細な場所は、
〒616-8025 京都府京都市右京区花園土堂町
〇JR嵯峨野線 花園駅下車 徒歩 北へ7~8分。
〇京福電気鉄道嵐山本線・嵐電 妙心寺または、御室仁和寺駅から
徒歩 南へ5分くらいの場所にあります。
近くには、兼好法師旧跡もあります。
オムロン 本社は京都
オムロンの本社・京都事業所は、2000年より
〒600-8530
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801
オムロン京都センタービルにあります。(2018年9月現在)
関連記事:オムロン本社へ実際行ってみました。
→ オムロン本社へのアクセス【京都駅から徒歩で実際に行った画像あり】
関連記事:JR花園駅から「オムロン発祥の地」への行き方はこちらの記事のに沿って行くと分かりやすいです。
→花園駅から仁和寺までのわかりやすい行き方・アクセス(徒歩・バス・タクシー)
オムロン 社名の由来
オムロンという社名の由来は、以前本社のあった京都市右京区御室にちなんで、
オムロからオムロンになりました。
ブランド名にもOMURONが取り入れられています。
女性用商品を開発したときに、響きの柔らかいブランド名をとのことで
オムロンが考案されたということです。
オムロンは、とてもひびきがかわいくやさしい感じですし
海外の方、世界中の方にもにも覚えてもらいやすい、発音がしやすい
親しみやすいよい社名ですね。
オムロン 歴史や沿革
オムロンの創業は、1933年 昭和8年5月10日。
レントゲン写真撮影用のタイマから始まりました。
立石一真が大阪市都島区に立石電機製作所として誕生しました。
その後世界初の無人駅シテムを開発。
1969年 昭和44年には、世界最小の卓上電子計算機(CALCULET-1200)を発表。
1971年 昭和46年 世界初のオンライン現金自動支払機を開発。
1972年 昭和47年 日本初の福祉工場であるオムロン太陽株式会社を設立。
(別名:車イスのある工場)
住所:大分県別府市大字内竈字中無田1393番地1
1983年 昭和58年には、電子体温計 けんおんくんを発売します。
1995年 平成7年 車間距離警報装置を開発。
2004年 平成16年 携帯電話搭載の顔認証技術を開発。などなど
そのほか、制御機器・FAシステム事業 電子部品事業 車載電装部品事業 社会システム事業
健康医療機器・サービス事業 環境関連機器・ソリューション事業 無停電電源装置・
組込みシステム事業など多種な事業を展開しています。
オムロン 立石一族
創業者である立石一真は、一代でオムロンの前身である立石電機を創業し、
日本を代表する会社へと成長させました。
立石一真は、ガリ勉タイプではなく、多角方面への興味をもち、
広い視野で人生を楽しみながら、社会への奉仕の精神も持ち合わせた人物でした。
オムロンの社風=企業文化に「まず、やってみる」というものが
あるそうです。
一真は、その語録のなかで「ものごと“できません”というな。どうすればできるかを工夫してみること」とおっしゃっています。
できませんと簡単に言ってしまえば、すべてはそこでおわってしまいます。
適当なことをすることなく、なんとかできないか、どうにかならないか考え抜いてこそ日々人間は、鍛えられ、成長できる。そういう信念のもとに一貫した姿勢があったからこそ現在のオムロン、ますます発展する会社として生き残っているのでしょう。
◆オムロン 歴代社長・創業者
立石一真(創業者)
長男 立石孝雄
次男 立石信雄
三男 立石義雄
2018年4月現在
代表取締役社長 CEO山田 義仁